嫩幼稚園が100周年を迎え、子どもたちや後援会の皆様、地域の皆様とともにお祝いできることを心より嬉しく思います。そして、記念式典等の企画・運営に御尽力をいただいた皆様に感謝申し上げます。 大正13年4月、現嫩幼稚園の前身の仮園舎は一乗寺(岡崎市亀井町)の裏手にありました。その後、清光学園は、保育者等を養成する短期大学・大学を設立し、幼児教育の歴史と伝統を培って参りました。おかげさまで、嫩幼稚園は、付属幼稚園の役割を担い、先生方の愛情あふれる保育力、子ども一人一人の遊びを大切にする環境の下、心豊かな子どもたちを育てる教育を実践することができました。 100周年という節目に立ち会い、自然に満ち溢れた岡崎の風土、城下町の賑わいと人情味あふれる地域の人々に思いを馳せ、改めて多くの人々に支えられていることに深く感謝しています。これからも地域の皆様から愛される「ふたばっ子」を育てていけるよう、お力添えをお願いいたします。 清光学園100周年 おめでとうございます。 本園は学園の創始者 本多由三郎先生によって、昭和37年に学園二番目の付属幼稚園として開園しました。岡崎女子大学・短期大学の実習生やゼミ生を多く受け入れ、保育者・教員養成大学の付属幼稚園として、重大な使命を担っています。また、地域の子育て拠点となるべく、子どもや保護者に寄り添う幼稚園として、保育、子育て支援に努めています。 本園には本多先生がこよなく愛した「かたつむり、そろそろのぼれ ふじの山」という小林一茶の句碑があります。はるかな頂までの道のりを、かたつむりのように、あせらず慌てず、一歩一歩進んで行こう(解釈には諸説あります)という、本多先生からの子どもたちへのエール、園のシンボルとして建立されました。その思いは何十年も脈々と受け継がれ、第一早蕨幼稚園の保育の根幹であり続けています。今も変わらず、子どもたちへの愛情と願いを込めた応援句なのです。 世の中が移り変わっても、自分らしく、そろりそろりと歩を進める子どもたちに、更なる100年後もエールを送り続ける第一早蕨幼稚園でありたいと思います。30Seiko Gakuen 100th anniversary嫩幼稚園 園長加藤 千景第一早蕨幼稚園 園長生田 増美メッセージ
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