hyggeLab Letter vol.14:沖縄県視察①

私立大学研究ブランディング事業の調査のため、屋外環境における好適空間と保育の質の研究チームと、幼児期における感受性と表現力を養う保育空間の研究チームの教員が、沖縄県を訪問しました。その内容を順に報告します。

ハイサイプレイパークのボランティア森川氏と、プレイパーク運営の難しさについてお話を伺いました。
ハイサイプレイパークはガジュマルの木がシンボルである浦添市伊祖公園で年間4回程度開催していました。パークでは焚き火や木工作、ダンボールの家や基地づくりを楽しむ子どもで賑わっていました。しかし年々、人的資源の確保が難しくなり、現在はあまり開催されていなくなったそうです。これは、多くのプレイパークがぶつかる課題です。課題解決のため、何より子どもの自由な発想で遊ぶことができる空間の確保のために、継続可能な組織、体制づくりの必要性を痛感しました。
一方で、ハイサイプレイパークの開催を望む利用者の方々もおり、以前のように定期開催ができるように準備を進めているそうです。再び沖縄の子どもたちの笑顔が弾けるプレイパークが開催されて欲しいと思います!

山下 晋

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