hyggeLab Letter vol.15:沖縄県視察②
沖縄県立博物館で、琉球文化に根付いている楽器について視察しました。
三線(三線に似せた簡易的な楽器・左上)、三板(さんば・右上)、四つ竹(よつだけ・左下)。
三線は簡易的ながらチューニングできるようしっかりと作られており、簡易譜にかじりつきながら幼児曲を弾いてきました。不思議ですね、三線で弾くと、「どんぐりころころ」の世界が南国に変わりました。
三板と四つ竹はカスタネットのような打楽器で、軽く乾いた張りのある音でした。三板は指に板をそれぞれ挟んで速いリズムで指で打ち鳴らして演奏するとのことで、不器用な私には練習が必要でした。
博物館以外の場所では、砂浜で石化した珊瑚をたくさん見つけました。軽く打ち鳴らしてみると今まで聞いたことのないようなとても素敵な澄んだ音がしました。石化した珊瑚を再利用して木琴のような楽器がつくれたら素敵ですね!
平尾 憲嗣
- 音環境の研究