hyggeLab Letter vol.16:沖縄県視察③

やんばる森の美術館を視察してきました。やんばる(山原)とは沖縄県本島の北部に当たる、山や森林が多く残っている地域の総称です。那覇市内からは車で2時間半ほどの距離にあります。
この視察では、木材を用いた遊具や教材を実際に触れ、新たな遊具や教材開発のヒントを得るために伺いました。
実際に訪れてみると、この美術館では木育ということにも力を入れていました。木育とは、簡単に言うと木を暮らしに取り戻していくための取り組みのことです。
古代から木の文化を受け継いできた日本でありながら、暮らしから木が遠ざかるようになってしまいました。そのため、木の良さを知り、木の持っている力を最大限に引き出しながら、子育てや暮らしを豊かにしていく運動でもあります。
展示されているものは全て木材で作られており、木材における触感や温もりの違いなど、木材の持つ性質などにも触れることができました。

米窪 洋介

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