子どものための空間、プロダクトのデザインとビジネス化の研究
研究代表者:町田由徳
本研究では現在、「子どもの安全」を確保するためのデザインに焦点を当てており、ユニバーサル・デザインやキッズ・デザインの先行事例を調査して乳幼児の事故を防ぎ、安全を確保する製品の研究を進めています。
先行事例を調査した結果、子どもの安全が確保されている空間を実現するためには、保育に従事する方が安全な環境を整備するのみではなく、子どもならではの発想や行動特性を理解した上で、子どもの危険を防ぐための空間や製品のデザインを構想することの必要性が明らかとなりました。 そこで、乳幼児が自ら危険な環境を忌避し、安全を確保するための製品として「チャイルドレジスタンスステッカー」のデザイン開発に現在取り組んでいます。
他にも農産品や石製品を開発している企業等と協議し、「子ども好適空間」の理念を実現する新たな製品開発に向けて、開発とビジネス化の模索をしています。
「子ども好適空間」の原則、理念を体現した製品や空間を実現し、より多くの場所で「子ども好適空間」が実現させることが本研究の目指す到達点です。
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