課外の体操教室講師による体操教室が行われました。

今回は年長児が参加しました。

ほし組は跳び箱を、つき組は鉄棒を教えていただきました。

「できないからやりたくない、っていうのは嫌いだな。できなくてもいいから、やってみよう、って頑張る子が好きだな。みんなのかっこいいところを見せて」という先生の声に、やる気みなぎる年長児でした。

先生は子どもたちの様子から、何が足りないのかを見極めています。

例えば跳び箱では、跳び箱の押し方がわからないのか、押す力が弱いのか、跳び方の感覚がわからないのか。

ただやみくもにやってみるだけでは、できるようになるのは難しいので、動きを分解して、一つひとつやっていきます。

跳び箱に両手をついて、ジャンプ・・・腕の力でおしりをあげ、先生の手まで届かせます。

踏切板に立ち、跳び箱を押すだけの練習もしました。

「踏切板は太鼓だよ。とにかく１回鳴らして」の声に、踏切板でジャンプ。

４段が怖い子は３段・２段・・・と、個々に合わせて簡単なところから挑戦していきます。

鉄棒では、逆上がりに挑戦しました。

鉄棒の逆上がりに大切なのは、腕をしっかり曲げること、鉄棒を身体にぐっと引き付けること、腹筋を使い、後ろにくるりと回ること。

「りんごになるよ」の声掛けでイメージが膨らみます。

“こうもり”や“足抜き回り”から、逆上がりにつなげていきます。

鉄棒の補助の仕方は難しい、と先生。

子どもたちの足りない部分を補うのですが、100％手伝うと、子どもたちの力で行ったことにはなりません。

子どもをよく見て、もう少し頑張るとできるくらいの補助をしていくとよいそうです。

保育にもつながる話を聞くことができ、職員も気持ちが引き締まる思いでした。

毎週火曜日の保育後に行われている課外活動の運動遊びの参加者は、随時募集中です。

特に年長児は人数が少ないので、少人数で丁寧に対応していただけます。

体験レッスンも随時行っています。

興味のある方は幼稚園までご連絡ください。

【年少・年中】

１４時３０分～１５時２０分

【年長】

１５時３０分～１６時２０分

※年長児は１５時からホールの中で絵本等を見て待つことが可能です。

　預かり保育を利用していただく必要はありません。