学びと向きあう。

「学び」と向きあう。

私たちが向きあい続けてきたのは、
実践力を養う学びの環境づくりです。
子ども教育に特化した大学として、
長い歴史のなかで培ってきた経験、
積み上げてきた研究成果や
ネットワークをフルに活用し、
特色ある授業や実習プログラムを用意。
学生たちはそれらを有機的に組み合わせ、
めざす将来像を実現するために
学びのフィールドを最大限に
広げています。

在学生インタビュー

子ども教育学部4年

学ぶことで、なりたい先生像が明確に。

子ども教育学部4年

小学校教諭の免許状取得を第一に考えている私は、大学での学びを通して自分の将来と向きあっています。特にゼミでは小学校教育に関して論文や資料からだけでなく、大学近くの小学校へ授業参観に行き、授業中の先生の様子から児童への対応の仕方、授業の工夫点など、現場からも多くのことが学べます。教育への学びを深める中で、どんな授業をする先生になりたいか、子どもたちにどう育ってほしいかなど、より具体的に考えるようになりました。最近では子どもの自己肯定感の低さが気になっていて、そうした課題の改善につながる指導ができる先生をめざしています。
子ども教育学部4年

個性と向きあったインクルーシブ教育実習。

子ども教育学部4年

3年次のインクルーシブ教育実習で見た光景は、とても印象に残っています。フラフープを4回しか回せず暗い表情の子に、「この前よりできて、すごい!」と保育者の方が褒めていたんです。周りの子と比べるのではなく、その子自身の成長をとらえる保育者の姿を見て、子どもに寄り添った援助の大切さを実感しました。「幼児教育・保育コース」の学びは、奥が深いと感じることばかり。子どもそれぞれで適切な援助は違うし、その時の子どもの気分でも違います。正解も間違いもなくて難しさを感じますが、その子にあう援助を常に考え実践し、一緒に成長したいと思います。
幼児教育学科第三部 2024年3月卒業 公務員(保育職)

午後の時間を活用して、授業での学びを実践。

幼児教育学科第三部 2024年3月卒業 公務員(保育職)

幼児教育学科第三部を選んだのは、3年間かけてじっくり学びを深めたいと思ったから。午後の時間を有効に使えることも魅力で、「特別支援教育」の授業で興味を持った放課後デイサービスでアルバイトに取り組みました。アルバイト先の子どもたちと関わる中で感じたのは、障がいのあるなしに関わらず、人は誰しも凹凸があること。障がいがあるから支援するのではなく、その子らしく生きていくためにはどうしたらいいかを考えることが大切だと気づきました。将来は、学生生活で得た多くの学びを活かし、子ども一人一人ときちんと向きあえる保育者になることが目標です。

岡崎女子大学 今、そしてこれからの教育・保育現場で
求められる力を身につけるために。

長期フィールド実習

大学ならではのじっくり学べる環境を活かした長期実習プログラム。毎週1回、教育・保育現場で終日に及ぶ実習を実施。全22回、約8カ月間にわたり、同じ現場で子どもたちとふれあう国内でも例の少ない先進的な取り組みです。毎回の実習後には、現場での体験をゼミで共有。学生や指導教員とのディスカッションを通して事例を掘り下げながら、新たな気づきや学びを得ることをめざします。長い実習期間を通して子どもの成長を継続的に見守りながら、発達の過程に応じた援助や指導法を学び、教育者・保育者としての視点を養います。

  • 岡崎女子大学のゼミの様子
  • 岡崎女子大学の教育・保育現場実習の様子

教科教育法

小学校の教育課程全教科の指導法を学ぶ授業です。各教科の学習指導要領の理解、学習指導案の作成、教材研究などをもとに、模擬授業を展開。授業の進め方を実践的に学んだ上で、教師役、児童役を務めた学生たちがそれぞれの視点で改善点などを話し合い、理解を深めます。模擬授業は、小学校の教室を再現した「模擬授業演習室」で実施。電子黒板やタブレットなど最新の学校現場に即した設備を整え、今、求められる授業スキルを養います。少人数クラスのため、各教科の指導法をしっかり身につけることができます。

教科教育法のイメージ

インクルーシブ教育

すべての子どもたちがともに学べる仕組みづくりで、共生社会としての成熟をめざすインクルーシブ教育。本学では、これからの教育・保育の現場で求められる人材育成をめざし、国内唯一の学内認定資格「インクルーシブ教育士」の取得が可能です。保育者としての意義を理解する「インクルーシブ教育実習」など、所定の科目を履修します。障がいのある子、海外にルーツを持つ子、医療的ケアが必要な子など、多様な子どもたちへの理解を深め、具体的に支援できる知識やスキルを身につけることができます。

インクルーシブ教育のイメージ

岡崎女子短期大学 学びの成果発表「幼児教育祭」
2日間で4,000人来場の一大イベント。

岡崎女子短期大学の授業の様子

授業やゼミを通して学んだことを発表する機会として、本学キャンパスを会場とした「幼児教育祭」を開催。地域の方々に愛されて続けてきた幼児教育学科の伝統行事で、例年、2日間にわたり約4,000人の親子が来場します。学生たちはこれまで身につけた専門知識や技能を最大限に活かし、子どもたちが楽しめる遊びや発表を企画・制作。地域の親子と触れ合いながら、保育・子育て支援に関する実践力を養います。卒業学年はコースでの学びを活かした発表を行います。

取り組み・発表

  • 心理・発達コース
    • インクルーシブ保育に関する演劇
    • 託児サポート など
    心理・発達コースの様子
  • 遊び・実践コース
    • 物語の世界で子どもが自ら遊べる空間づくり など
    遊び・実践コースの様子
  • 表現・実技コース
    • 音楽劇の舞台発表
    • 巨大迷路の創作・発表 など
    表現・実技コースの様子

将来、活かせる実践力

  • 心理・発達コース

    子どもと保護者をとりまく環境を理解し広い視野で子育て支援ができる力

  • 遊び・実践コース

    子どもが主体的に取り組める遊びを支援し心身の発達を促す力

  • 表現・実技コース

    子どもの豊かな感性や表現力を引き出し成長につなげる力

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