岡崎女子大学・岡崎女子短期大学

ニュース

2023/11/8

お知らせ

第10回 岡崎女子大学創立記念日に寄せて

-未来を築く女子学生の学び舎を祝う-

 

 11月8日は岡崎女子大学の創立記念日です。第10回という記念すべき節目を無事に迎えることができました。これもひとえに学生をはじめ、卒業生、保護者、教職員、地域の方々など関係者の皆様のおかげであると感謝申し上げると共に、皆でこの慶賀を祝いたいと存じます。

 本学子ども教育学部子ども教育学科が開設されましたのは、2013(平成25)年4月1日のことです。同じ免許・資格を取得できる保育者養成校であっても、その設立母体によって教育系、家政系、心理系、福祉系などの特色が見られます。本学の起源は、1924(大正13)年4月1日に設置された嫩(ふたば)幼稚園。大正自由教育の子ども中心の教育思想が叫ばれた当時に誕生し、来年には100周年を迎えます。この嫩幼稚園を起源とすることに誇りをもち、教育系大学として地域と共にこれからも着実に歩みを進めてまいりたいと存じます。

 今年の4年生の就職・進路状況も、現時点で公務員(保育職)の合格者は延べ50名以上、小学校教員採用試験合格者も延べ17名と目覚ましい健闘が見られます。半年後には、子ども達が待つ職場で教師・保育者として活躍してくれることでしょう。この合格率の高さの背景には、日々の授業や実習に加え、5限に設定されている定期講座の受講など、学生達が自らの力で自分の未来を切り拓いている姿があります。それを心から支える素晴らしい教職員集団がここにはいます。

 「自分が社会人として自信をもてるように今のうちからいろいろなことにチャレンジし能力を身に付けたい」「発信力・実行力を上げていきたい」「本を読んだりいろいろな人と話をして、沢山の視点から物事を見られるようになりたい」。これらは1年生の今の言葉です。なんと素敵な志なのでしょう。未来を築く学生たちにとって良き学び舎でありたいと願っております。

 

岡崎女子大学副学長

新井 美保子

 

 

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