岡崎女子大学・岡崎女子短期大学

大学紹介

学長あいさつ

学長あいさつ

学長 春日規克

 本学は1965年(昭和40年)に保育者養成を目指す岡崎女子短期大学として開学し、2013年(平成25年)に子ども教育学部の単科大学として岡崎女子大学が併設されました。短期大学は約70年、大学は10年の歴史を持ち、特に西三河の地域に根ざし地域に愛され、地域の発展に貢献する多くの卒業生を輩出してきました。時代の変遷や学生の学び環境のニーズに敏感に対応しつつ、現在の岡崎女子短期大学は保育士、幼稚園教諭、保育教諭を、岡崎女子大学はそれに小学校教諭を加え、教育者の養成大学として共に発展しております。女子大学として保育・教育に特化した理由は、多様化する教育界の諸問題に対応出来る専門職としての能力をより磨くために、学問領域を子ども教育の一点に集中することで大学の使命を果たそうと考えたからです。
 自律的な学習態度を通じて、自由と創造という教育の生命を重んじ健全かつ高い知性の育成は本学の人材養成における理念の柱であり、目先の合理性や経済性のみを追求するのではなく、瑞々しい感性を持ち、一時の社会変化に惑わされずに常に社会のあり方を見通し、自己を見つめられる聡明な女性を地域社会に送り出していける大学・短期大学でありたいと願っております。
 昨今の社会情勢に見られるイスラエルのパレスチナ問題、ロシアのウクライナ侵攻などに加え、進まない脱炭素化策による地球規模の温暖化問題、国内の設備投資の停滞よる経済的低迷、その一方でのAI技術の画期的な進歩、少子化問題などは、教育改革にも大きな変動を引き起こし、保育・教育の在り方にも強い影響が出てくることが予測されます。その中にあって本学は、全てに対応し十分に有能性を発揮できる大学として成長し続けねばなりません。そのために、保育・教育ニーズに対応する基礎知識と実践力はもとより、高い使命感と人間社会における共感力と高い感性を身に付け、社会貢献できる人材を育てるべく、一人一人の学生を大切に、また一人一人の良さが活きる教育活動を行っていきたいと考えております。
 今後とも岡崎女子大学・岡崎女子短期大学をよろしくお願いいたします。

岡崎女子大学・岡崎女子短期大学 学長 春日 規克

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