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令和3年12月6日、岡崎女子大学は、三河地域の大学として初めて、愛知教育大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結いたしました。

この協定は、愛知教育大学大学院への入学を希望する教員を志す本学学生を対象として、愛知教育大学大学院教育学研究科専門職学位課程において、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員の養成を行うことを目的としています。

愛知教育大学大学院には、一昨年度1名、昨年度1名、今年度2名の学生が進学しており、今後は、愛知教育大学が行う特別選抜（推薦入試）を経て入学することができるようになります。また、本学の学生は、在学中から愛知教育大学が行う教職大学院の行事や取組等に参加することができます。

本学では、小学校教諭を目指す学校教育コースを設け、積極的なサポートを行っており、昨年度8名（学校教育コース21名中）、今年度8名（同32名中）の教員採用試験合格実績を上げています。この協定により、教職を目指す学生への資質・能力向上のためのサポートを、更に充実してまいります。

愛知教育大学　野田敦敬学長

小学校教員採用試験の全国平均倍率が過去最低の2.6倍となっている状況下であるからこそ、教員養成自体を高度化していく必要性を強く感じている。この協定により岡崎女子大学に入学し、教員免許を取得し、本学教職大学院に進学し、正に高度な教員になっていくという実績を今後重ねさせていきたいと思っている。今後はこのご縁をもとに、教職大学院に限らず、学部教育でも連携を深めることができると期待している。

岡崎女子大学　林陽子学長

この協定の締結を大変うれしく思っている。大学院での学びと研究は教育実践力を一段と高度にすることのみならず、教育職のより深い魅力に気付き、その魅力を児童や保護者、地域の方々に感じ取っていただける教員になってくれることも期待している。連携協定の元、本学卒業生がますます子どもが好き、教育という営みに生きがいを感じる、そういった教員に育っていくことを心より願っている。